スタイルデリ創業時の想いから、
オトナ女性のファッションについて。
ブランドプロデューサー齊藤より
6000文字のメッセージ

  • 02

    服を通して、
    女性の幸せを考える

    自分の生きる
    コミュニティで
    洗練された存在に

    スタイルデリの洋服は
    ファッションの世界で言えば
    そこまでオシャレ度の
    高いものではありません。

    多くの女性の幸せを考えたとき、それこそが素晴らしい!と、STYLE DELIは思うのです。

    オシャレをする目的は人それぞれですが、ファッション業界人やファッションアイコン、
    ファッションフリークの人ではない多くの女性にとっては、可愛い服を着ている自分。
    という、気持ちがアガる幸福感を前提として…

    大好きな友達に褒められることだったり、
    好きな彼や愛する旦那様に可愛い、キレイ、素敵だね!と言われることだったり、
    生活しているコミュニティで、いつもオシャレで素敵ね!と言われることだったり…
    それこそが目的であり、シアワセなのではないかと思うのです。

    けれど、あまりにオシャレ度が高すぎてしまうと、それは一般の人には理解をされません。
    とくに男性からは、不可解な格好のオンパレードになってしまいがちです。
    ときに「お金がかかりそう…」と、敬遠すらされかねません。
    そうなったとき、ファッションのトップランナーを目指しているわけではない人にとって、
    それは幸せとは相容れないところがあります。

    女性が、自分の生きるコミュニティで洗練された存在であること。
    これが自分たちの活動を通して女性の幸せに沿う為の指標であると考え、洋服や小物を通じてそれを届けたい。
    とSTYLE DELIは思っています。

    そこまで突出してオシャレである必要性があるのは、ごく一部の人だけ。
    その人たちの「オシャレ!」と、私たちが応援したい女性の「オシャレ!」は違います。
    後者の女性にとってリアルで、使いやすくて、「少し冒険してみて、着てみたらすごく素敵だった!」という服やモノであること。
    これがデザインの根底にあります。

    そしてもちろん、そんなクセの強くないデザインは、オシャレスキルの高い人が着こなせばとことんオシャレになる。
    そうでない人が着ても、いつもより洗練されて見える。

    それが、STYLE DELIの目指す「オシャレさ」であり、デザインに落とし込むベースとなっています。

Aoi Saito

会社員からジュエリーデザイナーを経て、2012年に株式会社ネバーセイネバーからのオファーを受けSTYLE DELIを立ち上げる。異業種から来たキャリアならではの視点で斬新な運営手法を次々に打ち出し、業界内外からの注目を常に集める大型店に成長させた立役者として現在も邁進中の44歳。